積乱雲、いわゆる入道雲の下で、竜巻、雷、強い雨が発生し、大きな被害につながることがあります。それぞれの場合の注意点を見てみましょう。
竜巻
あらゆるものを飛ばし、建物を東海させます。竜巻がまじかに迫ったら、屋根瓦など飛んでくるものに注意しながら、丈夫な建物の中に避難するか、物陰やくぼみに身を伏せましょう。※プレハブや車庫、物置などは倒壊する恐れがあるので危険です。
屋内にいる場合も、窓や壁から離れたところに避難し、頑丈な机の下などで頭と首を守りましょう。余裕があればカーテンを締めましょう。
雷
ゴルフ、サッカー、野球などの屋外スポーツ、公演、海、山でのレジャーは、雷に対する注意が特に必要です。ゴロゴロという雷鳴が聞こえたら、すぐ建物や車などへ避難しましょう。※雷雲が近づいてくるスピードは思っている以上に速いです。
上からだけでなく、木の幹や枝の横から雷に打たれる可能性もあります。木や電柱からは4メートル以上離れてください。雨宿りのつもりで木の下に入るのはもっとも危険です。
強い雨
このところ、局地的大雨による災害が増えています。渓流や河川敷、親水(しんすい)、公園などでは急な増水に注意しましょう。
※川の水が濁ったり、木の枝が流れてきたら、すぐに水辺から離れましょう。