USEFUL DISASTER PREVENTION INFORMATION

防災・お役立ち情報

お役立ち情報

一酸化炭素

ガス機器の整備不良による不完全燃焼や換気不足によって発生する一酸化炭素は、無職、無臭で気づきにくいものですが、その毒性は強力で少量でも危険です。

gas leak

ガス機器を使用するご家庭のキッチンや、お店の厨房には、一酸化炭素、ガス漏れ、火災を感知する「不完全燃焼および火災警報機能付きガス漏れ警報器」を設置するようにしましょう。設置にあたって注意するのは、警報器のまわりに物を置かないこと。感知しにくくなります。そして、電源プラグがちゃんと刺さっているか確認しましょう。外出の際にプラグを抜いたりせず、常に入れたままの状態にしておいて下さい。

万が一、一酸化炭素の警報が鳴ったら、ドアや窓を開けて十分に換気を行うとともに、ガス栓、器具の元栓をしめ、すぐにガス事業者へ連絡して下さい。警報器が鳴っているのを、部屋の外で聞いた場合は、絶対に入らないようにしましょう。一酸化炭素の濃度が高い場合、部屋に入ったとたん、一酸化炭素中毒になる可能性もあります。まずは十分な換気を心がけて下さい。

ガス漏れの警報が鳴った場合は、まず、室内の火をすべて消して下さい。換気をしようと、換気扇のスイッチを入れるのも危険です。 電気スイッチから出る、火花に引火する可能性があります。窓やドアを大きく開けて換気しましょう。ガス栓を閉め、すぐにガス事業者へ連絡し、点検が終わるまでガスの使用は控えてください。

ガス機器やガス設備は、日頃からの点検、お手入れが大事です。これがガスによる事故を防ぐ基本となります。

そして、警報器にも有効期限があり、一般的に「5年間」と言われています。有効期限が過ぎる前に、ガス事業者、または販売店に連絡し、必ず交換するようにしましょう。