ひとたび災害が起こると、道路の寸断、水道・電気・ガスといったライフラインの遮断など、衣食住への支障が発生します。その中でも特に生命や健康にかかわる「食」についての対応が急がれます。
災害が発生してから救急体制が整うまでにおよそ「3日間」かかると言われています。その3日間を乗り切るためにも、いざというときの心構えを常に持ち、家族の人数や構成に応じて、3日分程度の食品を備えることが大切。日頃から利用できる缶詰やレトルト食品、水や飲み物などの長期保存が可能な食品を買い置きし、定期的に賞味期限をチェックするとともに、実際にそれらの備蓄食品を体験することも大切です。