USEFUL DISASTER PREVENTION INFORMATION

防災・お役立ち情報

お役立ち情報

災害時の低体温症を防ぐ

災害時などは、水分補給も重要ですが、それ以上に体温を維持することが重要です。

人間の体は、体温が35度以下になると、生命維持機能が低下し始めます。 32度以下になると、意識障害や呼吸困難などの症状が現れ、最悪の場合は死に至ります。

一方、脱水症状は、比較的ゆっくりと進行します。 喉の渇きや頭痛などの症状が現れ、重症化すると意識障害や腎不全などを引き起こす可能性がありますが、適切な水分補給によって改善することができます。

thermometer

体温が下がると、低体温症になり、命に関わる危険性があります。 災害時など、暖房や温かい食事が確保できない状況では、体温低下を防ぐための対策が重要です。

被災時に体温低下対策が不十分な場合の対処法

1. 体を寄せ合って温める

2. 温かいものを共有する

3. 体を動かす

4. ペットボトルのお湯を活用する(ペットボトルにお湯を入れ、カイロ代わりに使用することができます。)

5. 段ボールや新聞紙で体を覆う

6. 緊急用の毛布やカイロを使う

7. 医療機関を受診する

hypothermia

注意点

• 低体温症は、意識障害や呼吸困難などの症状が現れるまで自覚しにくい場合があります。周囲の人によく観察してもらい、異変を感じたらすぐに体を温めるなどの対策を講じてください。

• 低体温症は、悪化すると死に至る可能性があります。 早めに適切な対応をとることが重要です。