海や河川などでのレジャーでは、水に流されたり、溺れたりするなど、命にかかわる事故が少なくありません。
全国で年平均1,381件の水難事故が発生しています。その内、およそ6割が海で、およそ3割が河川で発生していますが、中学生以下の子供に限定してみると、子供の水死事故は例年、 海よりも河川で多く発生しています。
ここで、水難から命を守る6つのポイントをお伝えしましょう。
(1) 遊泳禁止区域など危険な場所では遊ばない。海や川で「遊泳禁止」となっている場所は、穏やかに見えても、水深が急に深くなっていたり、海の沖へ強く流れる「離岸流」があったりするなど、事故につながりやすい危険な場所なので、近づかないようにしましょう。
(2) 悪天候のときは遊ばない。特に河川では、急に増水することもあるので特に注意が必要です。
(3) 子供だけでは遊ばせない。必ず大人が付き添い、子供から目を離さないようにしましょう。
(4) 健康状態が悪いときは泳がない。睡眠不足のときなど、無理をしない。お酒を飲んだあと、飲みながらの水泳、釣りも極めて危険です。
(5) 日焼けや水分補給に注意する※こまめに休息をとってください。
(6) ライフジャケットを着用する。釣りやボート遊びのときは必ずライフジャケットを着用しましょう。万が一の事故のとき、連絡手段を確保するため、携帯電話を防水パックに入れて持ち歩きましょう。
以上、これらの注意事項を守って、水辺のレジャーを楽しんでください。